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皆さんこんにちは!
坂本輪業、更新担当の中西です。
目次
今回は「自動車整備業が環境にどのように関わっているか」をテーマに、現場の視点から丁寧に解説していきたいと思います。
エンジンオイル、冷却水、廃バッテリー、排気ガス、廃タイヤ…
私たち整備業者が扱うものは、実は地球環境に大きく影響を与えるものばかり。
でもだからこそ、正しい知識と適切な処理が求められるのです。
自動車整備では、車のメンテナンスに伴いさまざまな廃棄物が発生します。
廃油・廃液:オイル交換、ATF、冷却水の交換時に発生。保管・回収・処理まで適切に管理しなければ、土壌や地下水汚染の原因に。
使用済みバッテリー:鉛と硫酸を含んでおり、不適切に処理すると有害物質が漏れる危険性があります。
フロンガス(HFC):カーエアコンの冷媒として使われているガスは、地球温暖化係数が非常に高く、漏出させてはならない物質です。
排気ガスの測定・調整はもちろん、エンジン調整やマフラー交換に伴う騒音・臭気の発生にも配慮が求められます。
特に密集地での整備工場では、周辺住民への影響にも配慮しながら作業を進める必要があります。
整備工場では、リフト、洗浄機、コンプレッサー、エアツールなど電力を多く使用します。また、整備時に使用する洗浄剤や溶剤が空気や水に悪影響を及ぼす可能性も。
廃油は適正に回収され、燃料や再生潤滑油としてリサイクルされます。特定の施設ではボイラー燃料などにも活用されており、エネルギー資源として再利用されています。
カーエアコン整備の際は、フロンガス回収機を用いて冷媒を漏らさず回収。その後、再生・破壊処理施設へ送られます。
従来の有機溶剤系から、水性・中性タイプの洗浄剤への転換が進んでいます。作業員の健康被害も抑えられ、換気負担も軽減されます。
整備士個人の意識改革
管理者による指導・研修の徹底
業界団体・行政との連携によるガイドライン遵守
「エコ整備」とは、設備だけでなく人の意識で作られる文化です。
自動車整備業は、環境と切っても切れない関係にあります。
しかし、それは「悪いこと」ではなく、**“改善と進化の余地が大きい業界”**ということ。
次回は、「ではその整備業はどこへ向かうのか?」という未来の話をしてみましょう。
EV、AI、自動運転……時代の変化にどう対応していくのかを紐解いていきます!
次回もお楽しみに!
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